男女共同参画の視点での防災プラットフォーム
『男女共同参画の視点での防災プラットフォーム』とは
京都府では、課題別に府民と行政(京都府)とが、協働により課題解決策を探る場として「地域力再生プラットフォーム」の取り組みが進められています。京都府男女共同参画センターでは、京都府男女共同参画課と協働で平成24年度に「京都府地域力再生プロジェクト支援事業交付金」を受けて、企画会議と講演会や作業部会を実施し、男女共同参画の視点での防災について、具体的な防災マニュアルを検討作成するとともに、行政、支援機関、団体等が一体となった支援体制づくりを構築しています。
これまでの取組
●作業部会(ワーキングチーム;会議ではなく、作業する場、組織・肩書きに拘わらず積極的に関与できる人(女性関係団体、災害ボランティア関係団体、府男女共同参画課、府男女共同参画センター等)で構成)を平成24年8月から月1回、2時間程度実施。
○男女共同参画の視点での防災の課題の抽出
○避難所運営マニュアル、マニュアルの活用方法の検討
○相談事業をモデルケースとする被災時の支援体制づくりを構築
●企画会議(最終的な決定機関 ;有識者、各機関、団体の長で構成)を実施。
平成25年3月27日(水)13:30~14:30
参加者 企画委員(女性関係団体、災害ボランティア関係団体、府男女共同参画課、
府男女共同参画センター等の長)、 監事、 作業部会員、府防災・
原子力安全課、府男女共同参画課他
内 容
・代表、副代表の選出・避難所運営マニュアル(案)、相談事業を
モデルケースとする被災時の支援体制(案)について概要を説明
・マニュアル及び支援体制について意見交換
講演会もやりました
日 時 平成25年3月27日(水) 14:30~16:00
演 題 「あの時、避難所は・・“おだがいさま”が支えた169日間ー
女性専用スペースが生まれた理由(わけ)ー」
講 師 天野和彦氏元ビッグパレットふくしま避難所県運営支援チーム福島大学
うつくしまふくしま未来支援センター 特任准教授
今後の取組
○避難所運営マニュアル リーフレットの作成
○相談事業をモデルケースとする被災時の支援体制の具体化
○ボランティア相談員の育成(モデルケース)の実施
○社会資源の整理、関係機関と支援体制構築
○避難所運営マニュアルによる啓発